前回の投稿からなんと約半年…なにか書きたいなと思いつつも、書くハードルを超えられずに眠る日々が続いていました。
今回は思い切って機材を導入したので、ちょこっと紹介してみようかと思います。
今回購入したのは、YAMAHAのモニタースピーカーMSP5です。
YAMAHAのMSP3やHS5、IK MULTIMEDIAのiLoud Micro Monitorと迷ったのですが、地方在住で実物の聴き比べが難しく、試聴なしで購入という条件だったので、定番中の定番が無難だろうということで、MSP5に決定しました。
壁につけないほうがいいと聞いたので、壁から離して設置したらこんな感じ。
この状態で実際に使用してみて感じたことは下記3点です。
①自分にとって初のDTM用モニタースピーカー。ヘッドホンとは聴こえ方が違って面白い。
②細かいところまで聴きとれる気がする。
③隣家と隣接した非防音の8畳部屋に置くにはちょっと音が大きめ(かも)。
①についてですが、お恥ずかしながらこれまでモニタースピーカーを使わずにDTMをしてきたので、他のスピーカーとの比較ができず、こんなほんわかした感想になってしまいました…。
②については、これまで使ったことのあるコンポやスピーカーと比べると、それぞれの音が細かく聴こえる気がして、スピーカーによって聴こえる音は変わるものなんだなぁと実感しています。
③の音量について。現在MSP5を置いて作業しているのは、鉄筋造りで特に防音等をしていない8畳の、隣家に最も近い部屋なのですが、ここで作業して気にならない音量にしようと思うと、MSP5本体のボリュームを12時の方向にした場合、オーディオインターフェース(Roland DUO-CAPTURE EX)の目盛りを2まで(12分の2)までくらいかなという感じでした。(今はスピーカー、インターフェース共に8~9時くらいの位置に設定)
スピーカーの本領を発揮するためには、本体ボリューム12時、オーディオインターフェースも12時くらいの目盛りが適正なのだとすると、隣の部屋への音を比較的気にするような作業環境(非防音で隣家と隣接した部屋等)の場合、MSP5は少し大きいスピーカーなのかもしれないなと思いました。
とはいえ、前述のとおり、通常のスピーカーに比べれば細かいところも聴きとれると感じているので、買って後悔はしていません。
音量については、なかなか自分の作業環境に近い方の記事を見つけられず、候補選定に苦労したのもあり、少しでも誰かの参考になったらうれしいなと思い、長々とコメントをしてみました。
せっかく機材に投資をしたし、ぼちぼち新作が作れたらいいな。
追記:作曲環境をヘッドホンからスピーカーに変えたら、パソコンのファンとかの動作音がとても気になるようになったので、DTM用のパソコンは静音性も大事だなと思いました。
※本記事は2018.12.06に「創作分析科学」ホームページに投稿していた記事を移転したものです。
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