DTMでステップ入力(打ち込み)をしていない方には何のこっちゃな話になってしまうと思いますが、同じことで困っている方にはぜひ知って解決してほしい情報を見つけたので紹介。
(参考にしたページは一番最後にリンクを貼っておきます!)
早速ですが、Cubaseで擬似的にタイ入力を再現する方法は下記のマクロを作成すること
1)キーボードショートカット画面を表示(Mac cubase10.5では右上の「編集」タブ下部にある)
2)「マクロを表示」→「新規マクロ」を選択
3)新しいマクロに名前をつけ、上のキーコマンドウィンドウから下記のコマンドを追加。 ※下の画像の例では「タイ」という名前をつけています。
・【トランスポート】マーカー9を設定
・【編集】全て選択
・【トランスポート】カーソル位置を選択範囲の終了位置に設定
・【トランスポート】カーソル位置を前のイベントに設定
・【編集】カーソル位置から最後まで選択
・【微調整】終了位置を右へ
・【編集】選択を解除
・【ナビゲート】Right
・【トランスポート】マーカー9へ移動
実際にステップ入力中に使う時には、何かのショートカットキーを割り当てるのが良いと思います!(僕はUKキーボードの「§」キーを割り当ててみました。)
この設定をしてから、MIDIキーボードがようやく役に立ち始めたな…という感覚です。今までは、タイ入力ができないばかりに、全部マウスで打ち込みをしてたんですよね…
タイ入力ができないと、違う音の長さ(音価)の入り混じったフレーズを打ち込むときに、わざわざマウスで音の長さを変えないといけなかったのですが(テンキーありキーボード等キーの数に余裕があればそれぞれの音価をショートカットで選択することはできるが、テンキーなし環境なのでそれも厳しい)これなら、標準の音の長さを16部音符にしたまま、どんどこフレーズを打ち込めるので大変捗る予感。
作曲を始めたきっかけとなったJUNO-Gでは当たり前にできたことが、10年近く経ってようやくPCでもできるように…!
というかなんでこんな大事な機能がCubaseには標準で付いてないんだろう。どこかのアップデートで標準機能になってくれたら嬉しいな。(ドングルのいらない12にはどこかのタイミングでアップデート予定だけど、12ではどうなんだろう)
【参考にした記事】
※本記事は2022.06.05に「創作分析科学」ホームページに投稿していた記事を移転したものです。
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