作品紹介：なんとなく【スウィープ＠クリームズ＃】

　ちょっと前に、「なんとなく疲れた時、どうしてますか？」という、当時なんとなく疲れてしまっていた自分のための質問をなげかけたら、優しい方がたくさん返事をくれて、すごくうれしくて作った曲。
　その結果、自分を癒してくれる曲がこの世に一つ増えてさらにうれしい。
　ただ、せっかくなので、自分だけじゃなくて、他のなんとなく疲れてしまった方も癒されてくれたらうれしいなと思っているので、癒されるなぁと思ってくださった方がもしもいらっしゃったら、負担にならない範囲で他の人にもぜひ伝えてみてほしいなと思っています。
　ここからは、構想から配信まで20日程度という、自分としてはスピード感のある創作活動だったので、簡単にその流れを書いてみようかなと思います。

　曲の原型が出来たのが12月6日
　この曲はメロディが先に浮かんできて、後から楽器やコードを足す感じで作りました。
　サビの２つめのコードが普段使いがちなⅣ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅰでしっくりこなくて結構悩みました。
　最終的に普段使わないコードを当てることにしたのですが、それが結果的にこの曲のアクセントになっているような気がしてます。（個人的には）

久しぶりに作曲作業が出来た…
声が入るの楽しみだなぁ pic.twitter.com/tVufO6fZ8E
— ひかる/アイリーン(ボカロP?)/ななろぎ (@airin_light_br) December 6, 2020

　その後、スウィープ＠クリームズ＃のボーカル、りぼんさんにGarageBandでの録音をお願いして、録音してもらったのが12月8日
　自分の頭から出てきたものに人の手が加わって作品の魅力が増すこの感覚は何度経験しても嬉しい。
　ちなみに、今回ボーカルトラックを重ねる演出をすることになったのは、この録音の際、予備として録音していたトラックも同時に再生したら、たまたまいい感じになる気がしたから。こういう偶然？のような出来事も創作の面白さなのかなと思ったり。

久しぶりの活動報告です。
なんとなく疲れてしまったら。 pic.twitter.com/B8rWn2kuaU
— スウィープ＠クリームズ＃(すうぃーぷあっとくりーむず) (@sweepcreams) December 8, 2020

　そして、2番以降の歌詞をりぼんさんが書き上げて収録までしたのが12月9日
　まさかの1日で作詞・録音…！こんなに早く続きができると思ってなかったのでびっくり。のんびりした初期イラストを自作したのもこの日。

なんとなく疲れてしまったら
何にもせずゆっくりしよう
美味しいものを食べたりなんて
好きな音楽かけながら気ままにドライブをするのはどう？ pic.twitter.com/iLpSgHxnyy
— スウィープ＠クリームズ＃(すうぃーぷあっとくりーむず) (@sweepcreams) December 9, 2020

　その翌日12月10日に、12月21日までに手続きをすれば1年間無料でサブスクリプション配信ができることを偶然知ったのをきっかけに、GarageBandではなくCubaseでのミックス開始。
　資金や居住地、もろもろの関係で結局ボーカルは中古のiPhone6sで録音したものしか準備できず、結構ノイズとかも乗ってしまっているけど、今できることはやっておこうという気持ちで頑張ってみました。
　12月21日に配信手続きをして、12月22日から配信開始（告知はSpotifyでの配信が確認できた12月25日）
　そして、12月27日に、以前35度6分という曲のイラストを描いてくださったまやとぎ（@mayatogi_1024）さんからゆるふわかわいいイラストを頂いたので、YouTubeに投稿し今に至る…。
　何の参考にもならない気もしますが、久しぶりの創作活動だったので、記録に残してみました。
　繰り返しになりますが、世界の疲れを少しでも和らげられたらうれしいです。

それでは、また。

録れコン2022
CHILLOUT Mix
頂いた感想

録れコン2022

　作品を審査させていただくにあたり、まず「歌詞」のみを拝見しました。
　ほのぼのとした世界観の中に、シンプルながらかも確固たるメッセージが盛り込まれており、とても好感を覚えました。
　「なんとなく　なんとなく」や「何にしても　何にしても」などの反復フレーズが、音楽としてどうように表現されているのか…など、期待感の膨らむ中、実際に音源を拝聴させていただいたところ…….。
　おお〜そういう曲調で来たか…と予想を裏切られました！！（笑）
　まさにクルージングミュージック！心地よい日差しを受けながら、ドライブしたり、自転車を漕いでいる感覚に陥りました。
　Bメロのコード感が良いですね！メロディも気持ち良いです！
　ハイハットの「16分音符の刻み」にもっと少し『人間のノリ』を加えたり、（平坦に打ち込むのではなく、強弱を付けて打ち込む）、または、ハイハットの刻みを減らして、「シェイカー」などに刻みを担当させる…という方法や、ローカットした（低域を削った）「ループ音源」を薄く足すなど、グルーヴを生じさせる方法は色々とありますので、是非、研究してみてください。
　アコギ（or セミアコ系のギター）のカッティングを加えたりすると、音楽的な「味わい」が深まるかもしれませんので、併せてご一考ください。
　曲の最後に出てくる「エレクロなフレーズ」がとても印象的ですので、曲の本編でもフィーチャーすべきだと感じました。（曲の最後のみですと、もったいないかも！）
　ボーカルにもとても好感が持てます！
　今後も頑張ってください！